どんな物事にも終わりがあるからこそ、人は輝いて生きていける気がします。
ここ最近、そんな風に思うのです。
終わらないものなどなく、ここ最近、私の身近な可愛くて仕方がない動物たちが次々と天国へ旅立って逝ってしまうし…また、私の大切な方々も色々な局面を迎えている人が多いのです。
それで…私はその人たちとの関わりを、自分がどうしたいかを考え、行動しているのですが…
そう考える中で、私はその人たちのことをとても愛している事に気がついたりするのです。
「励ましたい!笑顔になってもらいたい。せめて…何か美味しいものを食べさせてあげたい!」そう思える人が私には沢山いるなぁと…
例えば…大事にしていた恋が終わってしまった人や、もうなんだかんだで人生に疲れてしまった人は、その事を口に出したほうがいいと思うのです。
変なプライドなど出さず、「落ち込んでいるんです」「人生に疲れました」って。
そうするとその人を励ます人が、どんどん出てきます。
失恋した時などもそうです。1人の人からの愛は受け入れてもらえなかったかもしれないけれど…自分がこんなにも愛情に囲まれていたということに気づくはずです。
幸せな時は、共に喜び…悲しい時は共に悲しめる人が、あなたを本当に思ってくれている人なんです。
人生にはいくつもの「終わり」があるから、それを経験しなくてはいけないから…そのために大切なのは「自分を大好きでいてくれる人の存在」です。
運が良いっていうのは、宝くじに当たるでもなく…何かに表彰されるでもなく、自分のことを本気で心配してくれる人がいる!ということだと思うんです。
私は占い師なので、心配する人が日々沢山います(笑)大忙しです。
でも、心配できるほどそのお客様と関わっているという幸せを噛み締めています。
私が入院していた時…本当に驚くほど沢山の人が私を支えてくれました。励ましてくれました。入院はとても辛く不安なものだったけれど、みんなの愛が有難くて…自分の占い師人生をその時は心から誇りに思ったものです。
美しい写真、手紙、お菓子…もうもう数え切れません。
そんな時のことを忘れてはいけないのに…人って愚かな生き物だからついつい忘れてしまいがちです。
でも今、再び思い出しているんです。そしてそれには「感謝」しかないんです。
私がどこまでみんなにお返しができるかわかりません。
人生の多くの局面で、最後にあなたが気づくのは「周りからの愛」なのです。
セレナ