それでもどうしても苦手なんだ!頑張ったけどダメだったんだー!!!
昨日のブログを読んできっとそう思った方もいるかと思います^^私だってそういうことありますよ!
そう、「挫折」ですよね…。挫折って色々な種類があると思うんです。
頑張ってダメだった、挑戦したけどダメだった…うんうん、わかります。長い片思いに終止符を打つのだって挫折ですよね…
一生挫折を知らない人生はおそらくない…うん。
人は必ず挫折するし、そして「私なんて(俺なんて)本当にダメだな」と天を見上げる時。
切なくて、辛くて、自分の力ではどうにもならなくて…自分がちっぽけに思えて…
でも、人ってそこから学ぶことがどれだけ多いことかって…そう思うんです。
我が長男…実はここのところ「挫折続き」なんです^^親の私が可哀想になるくらい。
獅子座の彼はいつも「根拠なく自信満々」だったんですね…そんな彼が受験で第一志望に受かることができなくて…しかもアルバイトもこの御時世、びっくりするくらいにないんです。
そもそも応募しても連絡すら来ない。
23歳にして私から「お小遣い」をもらってるんです…
彼からしたら屈辱なんですよね、きっと。
でもね、その彼なのですが…ここのところかなり以前と変わってきたんです^^元々優しい子ではあったけど、なんていうのでしょう…「謙虚」さが出たというか…
ふと気がつくと、掃除をしてくれていたり…ご飯を作ってくれていたり…
欲深さもかなり減って大好きな「フェス」(ロックフェス?)も「年内に一回は行けたらいいなぁ」くらいに思ってるんですよ。忍耐を覚えたんですね。
彼は沢山沢山(きっと)挫折をしました。
でもその副産物は大きくて、私はいい経験だなって思っています。
もし彼がこのままスムーズに進んでしまったら「世の中を舐めた」そんな人間になっていたかもしれません。
親として、不足しているものを買い与えたりするのは、簡単です。
お金がないと言われてお金を渡すのは、一番簡単です。
でもそうじゃない、親はやっぱり「お金がない時はどう工夫する?」「どう稼ぐ?」を教えないといけない。
よく言われるのが「魚を渡すのではなく、魚の釣り方を教える」ですよね^^
23歳にもなってと思うかもしれませんが、我が家は落ちこぼれ家庭です。
次男が中学卒業の時に白血病になりそこからは次男に集中し、長男は高校卒業同時に就職をし…大切なことを何も教えることができなかったように思います。
だからこそ、今また2人が私のところに戻ってきて私が子育てをし直しているのだと思っています。
そこに理解のあるパートナーに心から感謝しています。
パートナーはいつも「うるさいなぁって思われる位がいい親なんだ。そのほうが自立が早いんだよ!」、「あの時親が言っていたことはこういうことなんだ!って思える日が数年後に来るんだよ。今はわからなくてもいい、大事なことは、嫌な顔をされても伝えることなんだよ。」と言います。
挫折で腐らず、挫折で自分が小さな人間だと知ることで、人に優しくなれたり、痛みのわかる人間になれたりもする。挫折をどう自分で受け止めるかでその人の「人間性」が作り上げられるのだと思います。
挫折でなお「私ばかり不幸」と思うのか、「だからこそ周りに目を向けて痛みを共有できたり優しい人間になるのか?」、一人一人の人間力が試されているのです!
旅人占い師(肯認学セラピスト)セレナ