大変なことが起こってしまいました。
今月の1日ミャンマーの国家が「国軍に掌握された」のです。
なぜまた…?
言い方が悪いのかもしれません。「国家の権力を掌握した」と国軍が宣言したのです。
これって…どうなるのでしょうか?
2011年、この国はようやく民政移管を果たし民主化への道を歩み出しました。
それまでの50年間をミャンマーの人々は抑圧的な軍事政権という闇に耐えて生きてきたのです…
世界にも類を見ない広大な平原に広がる仏教遺跡群があるバガンやインレー湖をはじめ、たくさんの美しい場所があり、なによりそんな国で民主化によって人々の顔には笑顔が満ち溢れ始めていました。
その民主的を担うアウンサンスーチー国家顧問をはじめ政治家たちは今拘束されています。
収束した過去の闇をまた始めようとするミャンマー国軍…そして絶望にいるだろうミャンマーの人々を思うと…胸が締め付けられる思いがします。
旅をしていると世界のいろんな国を歩いていると…その国々の明るいところばかりを見ていることはできません。
アフリカ・ザンジバルではかつての奴隷交易、インドでは今なおスラムの問題やカースト制度、そしてベトナムでは凄惨を極めたベトナム戦争…まだまだありますが…国の歴史は「繰り返してはいけない」悲しい歴史とともに…そして人がみんな「幸福」に生きてくようにならなくてならないと思うのです。
そのために、私たちは「歴史」を学びます。
そんな中…飛び込んできたこのニュースにちょっと思考が止まってしまいました。
え…ミャンマーの人たちは…どうなるの?
私たちは傍観者として、対岸の火事としてみているべきなのでしょうか?
私は自分ができることを考えてみました。
思いつきません…
でも、唯一できることがありました。
この国に興味のない、このニュースに興味のない人に知らせること…
小さな力でも…私はここに書くことならできます。
民間から国軍に国家が変わるということは…
ミャンマーが「孤立」してしまうという恐れがあります。
「このクーデターを確実に失敗に終わらせる」
とアントニオ・グテーレス国連事務総長が呼びかけています。(中国はこの声明に反対しています)
ミャンマーでは今、抗議運動が始まっています。
わかりやすい記事を色々探したのですが…
この方のブログがとてもわかりやすかったので貼り付けておきますね!
私たちは、今「知ること」をやめないで…そしてミャンマーの人たちの笑顔を曇らせないで…
正当なものが非難を浴びることがないように…
おかしいことはおかしいのだと…
● アウンサンスーチーさん
1945・6・19日生まれの双子座です。(おそらく月星座は天秤座です)
頭の回転の速さ、そしてアセンダントも双子座ということで…見た目もとてもチャーミングでみんなから愛されている人です。月星座が天秤座ですから外交も得意でしょう!(注・アセンダントとは容貌・容姿・生まれつきの資質・雰囲気のことなどを言います)
行動力、笑顔、純粋さ…
彼女が国を率いることでミャンマーにとって「光」となっていたことと思います。
今は風の時代…アウンサンスーチーさんがもっともっと輝くために…国が一丸となるためにこのような試練があるのでしょうか???
一刻も早いアウンサンスーチーさんの解放、そして人々の安心を祈ります。
旅人占い師(カウンセラー)セレナ