旅なんて興味がない…
海外なんて行きたいとも思わない…
そんな人もみんな、人生という旅をしている。
旅をしていてしみじみ思うことは、まるで人生と一緒じゃないか!と言うこと。
変な人やずるい人に出会うけれど、その人たちを全て覆すような神様みたいな優しい人にであったりする。
まさかのハプニングもある。
道に迷うこともある。
美味しいものを食べる日もあれば、お店すら見つからないこともある。
暑くて一歩も歩けなかったり、傘なんてないのに急に雨が降ってきたり…
そう…それはまるで人生。
旅の最後は…なぜかいつも笑顔。
ドタバタ珍道中、スマートな旅なんてしたこともなくて
いつだって旅は私に試練ばかり与えてくれるのに…同時に美しい景色も見せてくれるから…いいも悪いもミックスジュースみたいで結果笑顔で飛行機に乗る。
その飛行機すら遅延してみたり大きく揺れてみたり…
そしてそんな中日本到着した時に…必ず思うことは
「楽しかったな…」というシンプルな感想。
私たちの人生を振り返っても…平坦な人は少ないのでは?
いや、私から言わせると…折角の人生だもんね^^酸いも甘いも全部経験したじゃない?って思うの。
私なんてもう、この48年間の人生すら壮大なドラマができそうなのにまだ飽き足らず旅人になっている。
好きなんだよね、結局。
もうダメだ…そう思いながら歩いて到着した喜びが…
やっとみた建造物が…
地球は丸いと感じた海が…
原点を見た河が…
そんな全てが私は苦労を買ってでも好きなんだと思う。
さらには占い師だから…もう色々な人の人生を見ている。
もうここまできたら人生コレクターみたいなものだ。色々な人の人生という旅の中で一瞬私がチョイ役として登場しているのならば…そんな嬉しいことはない。
大爆笑する占い師…そんな配役をありがとうって^^
今…旅で思い出す光景は…やっぱりガンジス河…
インドに到着して、もう行き交う人たちがもううるさすぎて耳を覆いたくなってそして道を歩きていても音・匂い・ありとあらゆるものが混在してなんだか泣きたくなって…
来たことを来てしまったことを後悔までして…
でも…次の日の早朝にガンジス河を小舟に乗っていた時…
この世の中にこんなに美しいものがあったのかと涙が出た。
勝手に涙が出て困ったのだ。
やれやれ、これだから旅は困るのだ…
最低と最高を全部見せてくれるのだから…人生と一緒じゃないか…
旅をして自分の人生を思う。みんなの悩みを聞いてみんなの人生という旅を思う。
旅人占い師(カウンセラー)セレナ