小さな視野で生きてしまうと、自分と違う意見だったり価値観だったりをどうしても受け入れられなかったりするものです。
その人を非難しそうになってしまったり、嫌な気持ちになったり…
かつて私もそんな時代があったように思います。
「自分の価値観」にこだわりすぎると、他者の意見の素晴らしさに気がつけなくなるんですよね…
ですがそんな私を変えてくれたのはやっぱり旅でした。
例えば…イタリアでは適当なホテルオーナーに苦笑い。
日本の常識で考えるとフロントに人がいるというのは当たり前というのが私にはあったのですが…個人経営のアパルトマンだったせいか、必要な時はいつもいない、でもたまに会うと熱烈ハグなんです^^;憎めないなぁと思いました。
ベトナムでは信号なんてほとんどなくて、行き交う車の間をうまく知り抜けて道路を渡る。日本でこれやったら警察が来ると思います。
インドでは…あ、これはもうネタの宝庫ですね(笑)
鳴らし続けるクラクション。
ドアミラーを折り畳んだまま爆走するタクシードライバー。
そもそもドアミラーが無くて、どうやって後ろを見るの???そんな数々の心配をよそに走り続けるタクシー。
定員200%のバスなんかもみました(笑)
ぼったくりオートリクシャー(三輪タクシー)…乗り物に乗るときは全部が交渉で10円でも安く乗る!自分たちの設定した金額を譲らないと決めていました。
インドから帰ってきたとき、日本のタクシーの静かさに物足りなさを感じたものです(笑)
あれ?値段交渉は?みたいな^^
アフリカでも相当ぶっ飛びました。
ザンジバル島の海で採った雲丹を食べたいからナイフを貸してと言ったら「マサイ族の剣」を貸してくれて…これって…仕留めた動物を解体するのに使うやつでは!!!と思ったり…
お茶を飲みたいから電気ポットが欲しいと言ったら、マサイ族のお兄さんが部屋にウォーターサーバーが運んできてドヤ顔されたり…(確かにこれでお湯もお水も飲み放題!笑)
部屋のコンセントが足りなかったので、無駄に広いバスルームに置いていかれました…
いや…もう書き切れないんのだけれど…
そんな経験を色々してしまうと思うんです。
私たちの考えや常識は世界では非常識なんだな!と。
自分を中心に考えることのくだらなさを…つまらなさを…
もちろん自分軸はしっかり持つけれど、でも柔軟さは大事で…この破天荒な世界の仲間たちを笑えることができたら…生きていくのが楽しいんです。
みんな違うから、面白くて刺激的なんだ!と思えるんです。
日本で私は自分が「浮いてるなぁ」と思うことが時々あります。
でも近頃は「それでいい」とも思っているんです。
だって、私は私の個性でしか生きられないし、人生はどうやっても切り開いていくのは自分なのだから…
鑑定の仕方もここ最近は変わりました。
昔の私はもっと「私はこう思うよ」が強かったように思います。
若かったのですよね^^でも最近は、以前にもましてお客様の願いに寄り添って鑑定をしているように思います。
どんな男性でも「別れたくない」という方には、可能な限り「別れなくてもいい」方法を探してみる。
幸せってみんな違うから…
文化の違い…人間同士の違い…
その当たり前に気が付くと生きるのが楽になりますよ^^
そして、生きること出会うことがワクワクに変わります。
旅人占い師(カウンセラー)セレナ