豫園(ヨエン)は、上海の中にある絵に描いたような中国だと思う。そう、中華街…
そして本場中国の中華街、しかも春節なのだから華々しさは尋常じゃなかった。
この「徹底的に楽しませる」「徹底的に春節を喜ぶ」という精神は、本当に圧倒されたし…この伝統はきっと変わらないのだろう。
今、上海はコロナの数が増えロックダウンされたし…中国自体も、すごく難しい国なのだと思う。
私には難しすぎて、とても語ることはできない。
ただ、言えることは「個と個はみんな優しい」と言うことだ。
国同士は色々あるだろう。でも私たちは個人でもある。その個人同士は、それぞれの考えの中で生きていく。コロナになってから、色々な人の考え方の違いが炙り出され…衝撃を受けたり、色々なことがあった。がっかりする事も多かった。
でも、それでも思うことがある。
みんないい人なのだ。
1対1で悪人など、そう滅多にいない。考え方の違いはあるだろうし、深く仲良くなれない人もいる。それでいい。逆に当たり前だ。
そんなことを考えながら…私は上海を思い出しながら書いている。みんな…怖いくらいにいい人だった。
二人とも胃が疲れていたので、胃に優しいランチを食べようとしたら…
想像を絶する優しい料理が出てきて苦笑い…
いや…ここまで優しくなくても…「給食のスパゲティーみたいだ」と良太は言っていた。
そして…ひとしきり楽しんだあと、ホテルに戻りチェックアウト。
ラウンジで仲良くしていたお姉さんが言う。
「あなたたちのために、いつもこの部屋か、それ以上の部屋を用意しておくわ!」
社交辞令かもしれないが、それでも嬉しいものだ…また来ようと思う。(そして実際数ヶ月後に来訪するのだけれど)
私は国単位で見ることはしたくない。(できるなら)
人として、その人を見たい。私は旅をして、色々な人に助けられた。優しさがあった。
私がこうやって旅ブログを書くことの意味は、そう言うことなんだと思う。
国境を越えたい。笑顔で繋がりたいと思う。
そして…空港に行ってなぜかまた中華を食べる良太…
そして…最後はイマイチの中華を食べ…旅が終わった。
セレナ
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