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私小説 自分を裏切らないために フィリピン・マニラ・エルニド③

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思いがけず早起きした朝…時差はたったの1時間だというのに、時差ぼけのようなボーッとした感じがあった。

私は日本と同じように、冷蔵庫を開けてヨーグルトを食べた。違うのは、そのヨーグルトがフィリピン産であること。マンゴー色をしている。私は持病の薬を飲むためだけに食べるからヨーグルトのみ。良太は昨夜に購入していたサンドイッチとヨーグルトを食べ、日本から持っていったドリップコーヒーを飲んでいた。万が一のために持っていくドリップコーヒーは、いつも海外で大活躍する。

コーヒーをこよなく愛する人には、絶対に必須だと思う。

「華菜ちゃん、朝イチでマカティに行ってPCR検査の予約だけするよ!」どこまでも寝ぼけ顔で良太が私に伝える。今までの旅と違うのは、抗原検査やPCR検査を一体何回するんだろう?と言うほどに多いことだ。振り返ると、鼻の穴からも喉からも唾液からも…全ての検査をやった!コンプリート!

私は、なぜか近所のスターバックスに行きたくて、そこでハニーアイスティーを飲んでおいしくて悶絶した。なんなんだろう?日本のアイスティーと全然違う!柑橘系の香りがたまらない。そこで二人で目を覚まし出かけることとした。

昨日とは打って変わって、すぐにGRUBでタクシーとマッチングできた。

マカティの検査場所New World Diagnosticsまで行き、帰国前のLUSH(Stat) RT-PCR検査(すごく早く結果を出してくれること)ができるかどうかを聞いてみる。日本出発前にもらったメールでは、その検査は可能だけれど、予約は一般的に不要だと書かれていたことだった。良太はずっとそこに引っかかっていた。

それでもとにかく驚いたのは、いや、実は到着してからもずっと驚いているのだけれど…フィリピンの方は驚くほどに親切で一生懸命やってくれるのだ。パートナーは感動していた。笑顔もみんな可愛らしい。陽気で一生懸命で…こんな国は珍しいのではないだろうか?

もちろん、フィリピンは沢山の問題を抱えた国だ。貧富の差が激しく、沢山の物乞いもいる。

光と闇がはっきりした国だと思う。どちらも見なければいけない。いや、見えてしまうのだ。

でも私たちが出会った人たちは、本当に優しい人ばかりだった。

不安だったPCR検査も当日の朝10時頃に来れば大丈夫だとわかり、しかも本来はしない予約手続きまでしてくれた。安心した私たちは、再びGRUBに乗りマニラのモールへと向かった。

マニラに詳しい人ならわかると思うのだけれど…マニラといえばモールなのだ。驚くほどに沢山のモールがある。何せアジア1!

逆に言うと「そこにいけばなんでもある」と言う感じ…笑

正直に言おう!モールは私たちのような「買い物にあまり興味がない」人間にとっては面白くはない。

でも…レストランの充実度はすごいし、やっぱりマニラの街中にあるローカルレストランや屋台は自分のまだまだ先の長い旅を考えると躊躇してしまう。

それでも…どうしてもフィリピン名物「シシグ」を食べたくて、モールの中にあるおしゃれなフィリピン料理のお店に入った。

そして、注文したシシグとシニガンがやってきた。まぁ、美味しい!すっごく美味しいわけではないけれど、シシグは私の口には合っていた。スープは全く飲めなかったけれど…

それより何より、またしてもここのアイスティーが美味しいのだ!アイスティーにここまで感動するなんて!!!マニラに言ったらアイスティーを飲んでもらいたい。

でも…シシグの写真がない…

食べ終わった後の写真しかない…涙

見せたかったー。

(ということで動画から切り出しました。正しくはクリスピーシシグ定食。右上がシシグです。)

その後私たちは、マニラ大聖堂へと向かった…(モールに長時間居ることができない私たち)

続く

セレナ

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