「私の使命って、なんだろう?」
「私の使命が知りたいんです」「使命がわからないんです」
占い師をしていると、この言葉をよく聞きますし、私も安易に使ってしまいがちな気がします。
使命は一人一人きっと違うんですよ。
ある人は「歌を歌う」ことかもしれないし、ある人は「保護犬の活動」かもしれないし、ある人は「世界を見る、発信する」ことかもしれないし…
でも…共通して言えることは…
「幸せになる」ことではなく「幸せを感じる」ことなのだと思うんです。
私は今、パートナーと2人でカフェに入り、パートナーはアイスコーヒーを飲みながら動画の編集をしています。私は珍しくコーヒーゼリーを食べながら、こうしてブログを書いています。
私は「幸せになる」「幸せになりたい」と思ってはいないです。いつもずっと「幸せを感じている」状態です。これに気がついたのは、きっと息子が白血病で長く入院をしていた時だったかもしれません。私は自分の家庭を、自分の息子を「不幸」だと思いたくなかったんですね…
でも、状況だけ聞いたら壮絶に不幸っぽいですよね(笑)実際、不幸オーラを纏って生きていたと思います。
だけど…その時です。何か自分に言葉のようなものが降りてきたんです。(珍しくスピリチュアルな感じです)
確か病院のすぐそばにあるTully`sでぼんやりとセパレートティーを飲んでいた時だったと思います。
「幸せは感じるものだよ」という言葉を確かそんな感じです。ハッとして、涙がポロポロ溢れてきたことを覚えています。人に見られないように俯いて泣きました。私はその時、自分の状況を「不幸認定」していたのですね。自分を「可哀想な人」で息子を「不憫な子」認定していたのですね。
なんて愚かな…
今この瞬間、息子はちゃんと生きていて、私はこの時奇跡のように…私の状況を知るはずのないお客様からブレスレットの依頼ばかり来ていたのです。鑑定は思うようにできない状況で、どうやって生きていこうかと思っていたら、信じられないようなブレスレットの依頼…私はそのおかげで生きていけていました。感謝しかありません。
その時から「幸せはなるものではない、感じるものだ」そう思ったのですね…
生きていれば辛いこともあります。
当たり前です。だって、生きているんですよ!私たちは生きているんです、命があるんですから…
その日から、息子の病院の足取りも軽くなりました。息子に会える喜びが勝ったんです。そして病院の後の甘いものも自分へ…笑
そして…今、皆様がご存知の通りあの時の息子は大学3年生で就職活動をしています^^
英語とスペイン語まで話せる子に成長しました。人生に遠回りなどありません。無駄な時間もありません。
長男は、高校卒業と同時に社会人になり4年の歳月を経てまた大学受験に挑戦し、今大学2年生です。バイト先で出会った女の子とお付き合いをして、まさに「幸せを感じて生きている」状態です(笑)
幸せになりたい!!!と思っている方、今なってください。感じてください。
小さなことに幸せを感じられるそんなことが、必ず絶望を救うんです…
セレナ
IDserenasmile22