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「いい。ほんとはね、いつもはこんなホテルには泊まらないんだよ!今年は僕も一度も旅に行けていなかったし、予算が余っていたんだ!」
確か、到着する前に言われた気がする^^
そして…到着したホテルは…
美しく高級なものが大好きだった(過去形)私が嬉しくて跳ね上がるようなそんなホテルだった…
Shangri-la Hotelですよ^^もう、到着早々心の中は高揚感で高なったことを私は忘れてはいない…その後、5年弱の間で数々の違う意味での悲鳴をあげることになるホテルがある事もこのころは知らなかった…笑
部屋の中に入った途端…感動のあまりまた3m位飛び上がる…笑
あの頃の私、この先にはいろいろなことが待っているとも知らずに…
「バスタブの付きの部屋がいいんです!」と言うと急遽用意してくれて、更には少しお待たせしてしまって…という理由だけでワインのサービスまであるのだから高級ホテルのホスピタリティは尋常じゃない。しかもフルーツまで山ほどついていた。Message Cardと共に…
でも、今の私なら思う。5年弱様々な国へいき、沢山の珍道中の中で…そこで出会った違うホスピタリティもあるよって^^ユニークで、奇想天外で、人間味溢れていて、時に失敗をすら笑いに変える逞しいホスピタリティ…思い出しても笑ってしまうようなそんなホスピタリティをこの5年弱で知ってしまった私は…この最初の香港のホテルを、今ならどこか「予定調和なホテル」と感じてしまう。もちろん、今だって高級ホテルに宿泊すれば5mくらいは飛び上がるんだけど…
あまりに小躍り状態な私に…パートナーはもう一度言っていた。
「いつもはこんなホテルに泊まらないんだよ!」と。
そうその言葉は、ある意味本当で…
でも初めての二人旅は私のテンションをMAXまであげたということは間違いないのだ。
軟弱だった私、1人で香港の街を歩くことすらできない私、パートナーが少し離れた場所に行ってしまうと泣きそうになってしまった私…あの頃の私に会いたい…笑
続く
セレナ