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5th Anniversary!With gratitude.①

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先日、パートナーと出会って5周年を迎えました。

普通なら5年もあれば、危機もあったり大喧嘩もしたり、絶望したりもあるかもしれないけれど…そんな事ただの一度もなく、いつも温厚なパートナーにただただ感謝しています。

怒鳴られたこともないし、もちろん怒鳴ることもないし(笑)、喧嘩ってなんでするんだろうな?と、喧嘩って「私の思い通りのあなたになって」が原因だったんだなぁって…そう思えた5年間でした。

普段は倹約家で、自炊ばかりしているのですが…年に一度の記念日だけは「感動のある本当に美味しいものを」と決めている私たちです。

予約困難店ではありますが…ぜひ何かの記念日に行ってみてくださいね!

細い廊下を通ってお店に入ると、まずはWaiting roomに通されます。

このテーブル、帰りに聞いたら「樹齢数千年の欅の木」だそうです。本当に素晴らしかったです。2年前に行った時のWaiting roomも素敵でしたが、このテーブルのある空間もまたとても素敵です。

そして4組しか取らないようで、全員が揃ったところでシェフから挨拶がありました。

「僕は秋を想像すると少し焦げたにおいを感じます。

秋の食材もたくさん揃ってきました。秋を五感で感じてください。」と。(もっと色々言っていたような…)

食材と季節は切っても切れない関係です。本当に美味しいものを提供しようとするシェフは「季節のもの」を出来るだけ国産でそろえようとします。そして、真っ向勝負するんですね!

その挨拶だけで期待が高まります。

そして…

席に通されまずはシャンパンをいただきました。

松葉ガニに合うように「ロゼ」です。とても飲みやすくて最初の料理が来る前に飲み干してしまいそう^^

まずは1品目…松葉ガニですよー!この中にマリネされた身がぎっしりと詰まっています。

手で食べてくださいと言われます。「お、美味しい…感涙」

銀杏のクレープ クエ

これも思い切り手で…銀杏で作ったクレープの中には、ほのかに味がつけられた肉厚で食べ応えのあるクエの刺身が…

品がいい料理というのは「ガツン」とした味が一つもないんです。なのに気持ちのいい余韻が追っかけてくるのです。

最初から、美味しすぎるじゃないかー!!!

そして…

雲丹 とんぶり

(雲丹どんぶり(丼)とメニューを見て勘違いしたことはシェフには内緒です)

パイ生地の上に乗せられたウニととんぶり!間違いないのです、美味しくないわけないですから!!!

気泡をたくさん含ませた栗のパン。ほんのりとした甘さの軽い生地がなんとも美味しいのです。

前回も「持って帰りたい!」と思った絶品料理。完璧です。

玄米と白トリュフ

クリーム系リゾットと白トリュフってどうしてこんなに美味しいのかしら

それも絶妙な軽さなのです。

シェフが「今年もいい大きさのが入ってきました」と嬉しそうにしていました。

個人的には一番唸ったかもしれません。この5倍位食べられそうでした^^

ゆり根とバジルのスパゲットーニ

こんなに甘いゆり根は初めて食べました。ゆり根って茶碗蒸しの特許かと思っていたわ!(笑)

それにしてもこんな食材もパスタにできる。それも絶品に上品に。

これでやっと半分の紹介です!

なので2部作にしますね^^

Fujiya1935

現在はミシュラン2つ星ですが、私たちは3つ星のレストランよりもこのお店がお気に入りです!(好みもあるかと思います)

本物の豊かな食の経験は、自分の閉ざされていた感覚を再び呼び覚まされて、さらにはまた頑張ろうと思えます。

ちょっとオシャレをして、朝からワクワクドキドキしてそして、食べ終わってからもパートナーとその話ができる。余韻がいつまでも続くような…

旅ができない今の私たちにとって、余韻が残るものは小さな旅のようなのです。

さて…メインやデザートなどは次回に書きますね!(出来るだけ早く)

たまにはガッツリと個人的な内容で!

セレナ

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