新緑が美しい季節となりました…大阪もすっかり夏に向けて頑張っている春の木々たちに勢いを感じます。
「辰巳芳子のことば 美といのちのために」という本を読んでいます。
その中にとても印象的な言葉がありました。
「躾けるという字は『身』に『美しい』と書くでしょう。美しさはね、智恵が手足のどこまで及んでいるかで決まります。そういうことで美しさは出てくると思う」
「躾け」って厳しいイメージがあるけれど、実際は「その人が美しく生きるための智恵を教えること」なのだと感じると心が軽くなった気がしました。
だって、やっぱりそれは将来的にその人が「生きやすく」なる為なのだから…
だから「躾けの一環で虐待」なんて本来はありえないんですよ…
占いをしていると「美しく悩む」人に出会うときがあります。どんな状況下においても、前に進もうとする悩みは美しいし…、さらには「心の答え合わせ」をするように占いに臨む人は智恵があるなぁと感じます。
私がいつも見ているYouTubeで「答えたくなる質問と、答えにくい質問がある」と言っていたことを思い出します。
ただただ矢継ぎ早に質問をするよりも…質問をするまでのいきさつや自分の「思い」がある方に対しては、答えはぐっと深くなったりするんですよね^^
そんなちょっとしたことなのですが…質問に答える側の答えにも変化が表れる気がします。
私たちは人生という「STORY」の中を生きています。
そのことを伝える、それができるということは、自分の人生を「地に足つけて生きている」ということなのかもしれませんね^^
「話すことが苦手」な人もいますが…一生懸命伝えようとする思いって必ず伝わります。
だから…伝えるという努力をしてみてくださいね^^
私自身、先日パートナーがすごく一生懸命「伝えて」くれている様子を見て…その気持ちそのものにすごく感動したことを覚えています。そういう時って…内容ではなく(もちろん内容も感動しましたが)何より「これが伝えたい」という心に感動するのだと私は思います。
どうせ言葉を発するのなら…「届くように…」そんなことを思う新緑の今日この頃です。
最後に…辰巳芳子さんの素敵な言葉を…
「神様は、自分自身を守ろうとする人でないと守ってくださらない。」
自分を守るとは、きっとすごく些細なことで…料理研究家の彼女は「傷まないようにおにぎりに梅干しを入れる」事すらを美と捉えていますし、自分を守ることと捉えています。
大きな事ではなくて…小さな事で自分を守ることが出来る様に生きることをみんなできるといいなって思います^^
旅人占い師(肯認学セラピスト)セレナ