私が着ている、超オーソドックスなカシミア100%の黒のコートは10万円ほどしましたが…
もう15年位着ているし、流行がないし暖かいのでもうこればかりです。
寒い時はこの中にユニクロのインナーダウンさえ着れば完璧です。
そして私は無類のマフラー・ストール好きなのですが…
冬はイタリアのパレルモで購入したオレンジと青の機織りのマフラー(世界に一つ)と、過去、入院していた時に頂いてしまった「そのマフラーだけでコート買えるよね?」クラスの英国ブランドのカシミアのマフラーをしています。←気がつくと息子がしているので返してください(笑)
この年齢になると、アウターだけは高いものを購入しようと思うし、長い目で見ると全然贅沢品ではないんです。
(ちなみに、お洋服は案外古着とかも着てしまうし…ユニクロもGUも気にせず着ます。)
パートナーもアウターだけは、一つはカルバン・クライン、もう一つはy’sだったはずだから…同じ考えですね^^
y’sは20年選手だった記憶があります。確か「もう20年着ているからそろそろ買い替えようかな」と言っていた気がするのです(笑)15万円ほどだったようですが…20年着ればもう…
それはもう、コスパ良すぎですよね!
やっぱり、本物はある一定の金額がするのだと思うんです。そして長い目で見ればエコになる…サスティナブル(持続可能)なの世の中の風潮に合っている気がします。
建築だって、沢山の建築家がいる中で本物はその街に馴染みながらさらにその場所の気を上げる…そんな建物を建築します。さらには後世に残っても美しい…そんな建築です。
絵画だって、こんなに画家が溢れている中、このお金を払ってでも欲しいと言う人はそう滅多に出会えない。そういう画家は、ナチュラルにただ純粋に絵画を描き、そして部屋の気をやっぱりあげてくれます。
私は安いことを全く否定しませんし、むしろ大歓迎!!!倹約家の私たちですから、買うときは2人で死ぬほど悩みますし、ここ最近は「私たちの一生の相棒になれるか」ということを考えています。
観光を目的とした旅なら安宿、滞在を目的とした旅なら快適で比較的高級なホテルとキッチリと使い分けています。
飛行機もエコノミーだし(着けば一緒)、車まで手放す始末(笑)。ただ車だって、この先田舎に住むことがあれば購入するかもしれないし、飛行機も絶対にエコノミーにこだわっているわけではなく、例えばこの先、どうしてもビジネスしか座席が空いていなかったら乗ってしまうかもしれませんし、疲れていたらこれまた乗ってしまうかも^^
自炊ばかりだけれど、その代わり1年に1回は本物を食べようと思っています。それは「食の経験」になるから。
「気がつくとお金がないんです」と先日お客様が悩んでいました。
彼女は子供への愛情に溢れ、ついつい子供とコンビニへ行くと言っていました。
本当に欲しいものは手元に残らず、なぜかお金ばかりが消えていく…
そういう人、案外多いのではないでしょうか?
何を隠そう、昔の私もそんな感じでした。変化したのは…関西に来て、そして今のパートナーと出会ってから… こんな風にお金を大切に使う人を初めてみましたから。
ケチではなく、欲しいものを明確にする。それは自分にとって一生使えるものかを考える。その欲しいもののためにお金を貯め、そして購入してみてください。苦労して購入したものは大切にするものです。
また、将来の予想図を考えて、逆算する。そんなことをしてみてください。
私たちは、闇雲にお金を貯めたりはしません。それは不可能だと思っています。
未来の自分達の夢のためだから頑張れるのです。
さてさて…私たちの守護神が届きました。
リサ・ラーソンのトラです^^
山口一郎さんの絵画と共に、私達と共に過ごす相棒です。
価値を感じるものは一人一人違います。
どうか、「とりあえず」ではない選択をしてみてください^^「惚れ込んだもの」にお金を使いましょうね!
セレナ