ドクターの所へ行って、回復証明書をもらい、そして早々に領事レターが届いたので日曜日に帰国する事となりました。
突然、バタバタと帰国が決まり…正直なところ「帰りたくない」と涙がこぼれました。
自分でも、涙まで出るなんて思ってもみなかったのですが…
明後日には、この美しい街を去り…そして日本に戻るのかと思うと、私は
「嫌だ!ここにもう少しだけでいいからいたい」と思ったのです。
歩いているだけで、美しいカフェが何軒も当たり前のようにあり…ニース・グラース・そしてパリと沢山のお喋りをし、笑い合い、心がずっと喜んでいた旅でした。
パリでPCR検査で陽性になり、そこからは隔離生活で…
それもまた、こんなにゆっくりとパートナーと過ごしたことは案外なくて…フットワークの軽いパートナーはエクレアを買いに行ってくれたり…そんな日常が私は幸せで楽しすぎて…
今回の経験で「私たちはやっぱりどこにいてもきっと大丈夫」と自信がついた気がします。
隔離生活が多かったので、大きな窓のアパルトマンは最適でした。窓から見える木々、すぐそばのボン・マルシェやスーパーマッケットのモノプリでの買い物。大好きなキッチン。天井の美しい装飾。ヘリンボーンの床。
焼き立てクロワッサンとバゲット…
どのシーンを取っても、胸がキュンとなるほどに好きだったのです。
明日は、頑張って蚤の市に行って、セーヌ河の散歩をしたいですね^^
最後の日は、思いがけず長く滞在したパリへ心からの敬意と愛を…
もう、いろいろな迷いがなくなりました。
私は、私が思う道を真っ直ぐに歩いていくのだと…そう思います。
セレナ
IDserenasmile22