感受性が強いというのは、今振り返るとやけに楽しかったと思う。
そう、毎年この季節になると景色が秋模様になり、さらにはそれが冬景色になると…泣きそうになっていた。(それは今でも少しある)
ここぞとばかりに街中はイルミネーション、そしてクリスマスソングが流れ始める頃なんて…私は片思いでもしているのか?という位切なくなる。
そして、そんな感受性があって本当に良かったと思っている。
「切ない」というのは私にとって「好き」な感情なのだ。切ないラブソングを聴きながら歩くことは永遠に歩けそうな位だし、そして大好きなコートに大好きなマフラーをぐるぐる巻きにしてポケットに手を突っ込んで歩くその時間は最高だ。
そう、一種のナルシストなのかもしれないけれど誰にも迷惑かけてない(笑)
恋なんて知らなかった頃、窓から雪景色を眺めカセットテープで好きな曲をかけていた。(北海道民だったので)恋してなくても人間は恋の切ない感覚はわかるものだ。
そして恋というものを知ってからはよりリアルに、
さらにすっかり落ち着いた今はそれはそれで…
切なさと自分は切っても切れない。
おばあさんになっても、切ない感情を持ち合わせたロマンチックおばあさんになりたい。
あなたの好きなクリスマスソングはなんですか?
セレナ
ID serenasmile22