ニューデリーに到着したからといって、スムーズにタクシーに乗れるようなそんな国ではないのだ。
パートナーはフラフラになりながら値段交渉。ある意味、バラナシより都会な分悪質な人が多い気がする。
ちょっとの隙も見せられないな…感覚的にそう思った時に、神様のようなタクシードライバーが現れてくれた。なかなか乗り心地のいいタクシーで、良心的な値段で乗った。
とにかくパートナーを休ませなければいけない。
幸い、最終日だけは5つ星ホテルに宿泊することに決めていたのでこのあたりは本当に運が良かったとしか言えない。
ホテルに到着した時から、本当に最高のサービスを受けることができた。
何より、こんなにすごいホテルで15,000円って…嘘みたいだ。
ホテルの人はすぐに脱水症状にきく粉末を用意してくれた。
そして部屋に到着するなり、最高のベッドの中でパートナーは眠りに落ち、元気だったはずの私もあまりにヘブンリーなベッドで一緒に眠りに落ちていった。
そして…
目覚めて、何か食べに行こうということに。
パートナーはまだ完全に体調は戻っていないけれど、ここのホテルは和食があったので食べに行った。
私は美味しく食べたけれど、パートナーはとにかくやっとの思いで食べている…そんな感じだ。
シェフが日本人ということで、挨拶に来た。久しぶりに話す日本語だったようで本当に嬉しそうだった。不思議と嬉しい気持ちになる。
そして、部屋に戻りパートナーはまた嘘のようにすやすやと眠りに落ちる。
私もなぜか、すやすやと眠りに落ちた。(ちなみに私は体調は一切悪くはない。)
そして朝、かなり体が楽になったパートナー。私も本当に信じられないほど寝た。
のちにパートナーは「あのベッドがなければ、あんなに早く回復していなかった」と言っていた。
そして、朝食を食べに行った。
朝食会場でまた、度肝を抜かれた。ここは本当に楽園かもしれない。
パートナーは自分の症状をホテルの人に説明すると、その症状が良くなるジュースを作ってくれた。美味しくはなかったようだけれど、すごく効いた。
ちなみに私は、やっと新しく綺麗なパンジャビドレスを着ることができた…(笑)
続く
公式LINEぜひ登録してね!