「寂しい…」
そう感じないで済むように…誰かと会ったり、SNSにずっと齧り付いていたり…
現代社会ってどういうわけか「孤独」「寂しい」を紛らわすものが本当に多いのです。
でも…
私が学生だった遥か昔はSNSなんてなくて…案外この「孤独」「寂しさ」と上手にお付き合いをしていたように思うんです。
本を読んだり、空想したり…散歩しながら親友とおしゃべりしていても「スマホ片手に」ではなく本当に全集中でおしゃべりをしていました。
ふと…あの頃にはもう戻れないのだな…と思うと少し怖くなることがあります。
そう、「コロナのない時代はもうない」と同じように「スマホのない時代はない」のです。
高校生の頃、私には大好きな大好きな「Uちゃん」という大親友がいました。
おしゃべりする時間が楽しすぎて、バスに乗らずに学校から歩いて帰って、途中で焼き芋買ったりしながらね^^
私の中の青春って、「Uちゃんとの散歩」で話しても話してもまだ溢れるほど話すことがあったあの時間だったのだと…
不思議ですよね…あの頃確かに恋をして、会話の内容は恋の話ばかりだったのに27年以上経った今…その内容なんて一つも覚えていなくて…
覚えているのは「Uちゃんと散歩した毎日」なんです。
スマホなんてなくて…「バイバイ」って別れたらウォークマンで曲を聴きながらぼんやりと色々思いを巡らせていました。
情報は、無差別にやってくるのではなく…自分で欲しい情報は苦労して苦労して見つけていた時代。悪くはなかったと思います。
でも今の時代を決して悪いとは思わないんです。
本当に便利で…スマホがあって進歩したものは計り知れません。
ですが…人間って「孤独」とか「寂しい」という感情を絶対に忘れてはいけない気がするんです。
そして私はそれも自愛なのだと思うんです。
良い時の自分だけが好きなのではなく…
そんな「情けない自分」があっていい。そんな自分を愛おしいと思えたら…
きっともっともっと健全だと思えるんです。
私は…「情けない」人間です^^
私は…「弱虫」な人間です^^
でも私は…「かけがえのない」人間なのです^^
どの私にも私はマルを付けてあげられているから…。それが幸せだと思えるから
私は、みんなにも「自分のあるがまま」を認めてあげてほしいと思っています。
自信がない?
そこも含めてそのままでいいですよ^^
旅人占い師(カウンセラー)セレナ