おばさんの私がすごく心配していることがあるのが…
20代のうちから妙に悟ったような事を言う子が多いなぁと言う事なんです。
20代なんて、悩んで葛藤して涙を流して…そして答えを見つけて…そして次の景色が見えたと思ったら、また次の壁にぶち当たって…
だから若い時は本を読んだり、映画を見たり、旅をしたり、尊敬する人の言葉を聞いてみたり…
その言葉も決して「都合のいいこと」を言ってくれる人の言葉じゃなくて、時に耳の痛いことを言ってくれる人の言葉を我慢して聞いてみて、すっごく頭にきてみたりね^^反発するのも若さだし、そしてその反発して数年後に「あの時の言葉はこういうことだったんだな」と知るというのも若さなんだと私は思っているんです。
だから、もっとカッコ悪く足掻いてモガいてもいいのだと思うんです。それって全然カッコ悪いことではなく、むしろかっこいいんです。
「苦悩」することこそが若さの神髄なのだから神髄で、そんなときこそ人はいい顔をしているもの^^
「こんなの簡単じゃん」と思っている事というのは、逆に言うと「まだまだわかっていないんだ」という印。(私はそう思っているの)
本気で取り組むと、どんな物事も全然簡単じゃないんです。
例えば…超簡単なメニューほど奥が深いもので…誰でもできるけど美味しくできる人はなかなかいない!のですよ!
「簡単」と思うものほど「まだ表層部しかわかっていないんだな」と言うことが多くて…実際に私は占い師を初めて数年間はそんな浅はかで鼻っぱしの強さが先だったこともあったかもしれません。(うん、あったとおもう思う!)
でも…それでも進んでいくと当然壁にぶちあたり、そしてその壁をどうにか超えて次のステップにいく。で、人間ってまた調子に乗って…そしてまた次の壁が来る…未だにね^^;
だから…試行錯誤して…
七転八倒して七転び八起きして暗中模索して…それが「本気」ということなんです、きっと…
で…本気になると全然頂上には辿り着けなくて…もう永遠に頂上なんてないのだと思う。そして、それこそが「継続は力なり」で頂上には辿り着けなくても確実に「力」は付いていったり…
「苦労が多い人生でした」と言われると…語気に力が入って「だったら絶対に幸せにならないと!」と言っている自分に自分ですごい迫力を感じるようになったのは最近です^^
どこかの部分に「才能」がある人というのは確かにいるのです。でも、その才能ある人を超えることができるのも人間で…そのために、無い才能を補うために桁外れの努力をし能力を手に入れる。そんな風に試行錯誤した人には絶対に叶わない…そんな気がするこの頃です。
セレナ