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生きる…

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生きる

谷川俊太郎

生きているということ

いま生きているということ

それはのどがかわくということ

木もれ陽がまぶしいということ

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみすること

あなたと手をつなぐこと

生きているということ

いま生きているということ

それはミニスカート

それはプラネタリウム

それはヨハン・シュトラウス

それはピカソ

それはアルプス

すべての美しいものに出会うということ

そして かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ

いま生きているということ

泣けるということ

笑えるということ

怒れるということ

自由ということ

生きているということ

いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ

いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ

いま生きているということ

鳥ははばたくということ

海はとどろくということ

かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ

いのちということ

ポルトの駅に降り立った時…(サン・ベント駅)

ここに住みたいと思った。

圧倒されるアズレージョの壁画、窓から零れる日の美しさ…

最寄り駅がこの駅であることが想像できた。

どれだけ坂道が辛い街だろうが、1人前が驚くほど多かろうが…この駅が自分の最寄駅であるならば幸せだ。

今、辛いことがあっても、落ち込む日があっても、この駅を思い出すと背筋が伸びる。

まさに私の「終着駅」なのかも知れない。

コロナにより旅好きな私たちは忍耐を余儀なくされた(今も)けれど、だからと言って旅好きは旅を諦めるわけではないし、

むしろ想いは募るばかりだ。

そして、49歳の私と54歳の彼は当初の予定より恐らく早く移住計画を遂行できるだろうと思っている。

長く続くコロナ禍の中で…

今なお続く…終わりの見えない日本の状況の中で…

私たちにあったのは、「考える時間」だったと思う。

「生きる」とは、「考える」「行動する」力でもある。

感覚派の私と理論派の彼。

私の感覚的な希望を、現実にするにはと考えるのが理論派の彼の役目。

時にロマンチックに、ポルトの写真を見ながら

「夜はここで散歩しようね^^」「ワインが驚くほど安いから助かるね」

そんな話をして過ごした日もあり、

またある日は移住にはどういう方法があるか?

家は賃貸にするか?不動産を購入するか?という話まで考えたり。

私はこのパートナーとなぜ出会ったのだろう?

久しぶりに新しいカードに聞いてみた^^自分のことを引くことを占い師はしないものだ…

「海底」というカードが出た。なんて美しいんだろう…

私なりの解釈で説明するとこんな感じ。

「怖くなかったわけではない。でも魂が行けというから思い切って飛び込んだ。すると美しい見たことのない世界が見えた。

そしてさらにもっと見たくなった。この先に潜ったらどんな景色が待っているのか?

魂の声に従い行動した。だからこそ見た景色…それは行動した人だけしか見ることができない美しさだった。」と。

私、このカードを読んで、インドやアフリカやそしてそこで出会った人々やシーンを走馬灯のように思い出した。私はきっと、彼と出会わなければ行くことがなかった場所に沢山行っているし、きっとこの先も行くことになるのだろうと思う。

何回か話したけれど、私は彼とお付き合いをすると決めてから「そういえば職業って?」と聞くほどその部分を気にも留めなかった。今思えば私の魂が「GO」と言ったのかも知れない。

占いって素敵だ…

ロマンがあり、夢があり、そして意味づけしてくれる。

さぁ、今日は何人の鑑定をするのだろう?

セレナ

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