普段は大阪に住み、週末は神戸、そして息子の大学は二人とも京都で私自身はそんなに京都に行かないけれど日常の中にこの3都市が身近にある生活をしている。
北海道生まれ、北海道育ちの私が…こんな風に関西の3都市を行き来している生活を誰が想像したろうか?
「思えば遠くへ来たもんだ」
小さい頃の私に教えることがあるならば、「あなたの生活はすごく大変なことが目白押しだけれど…でも、案外面白くて、そして結局いつも笑ってるから大丈夫よ。でもまぁ、色々あるよ。あなたは、広い世界に救われる。」
あの頃のわがまま娘な私に会って教えてあげたい^^
今、息子たちはまさに大学生活を謳歌して…羨ましいことに、毎日京都に行って…
「学校帰りに金閣寺行ってきた」とか、「あ、そういう気軽な感じで行くのね^^;」という生活をしている。
人生は自分で制限を付けちゃいけない。
もちろん「足るを知る」という考え方もあるし、物的な面に関しては私もその考え方に全く同感です。
でも、自分がどう生きていきたいか?どんな人間になりたいか?それは努力でどうにかなることが多い。自分で自分の能力に天井を付けちゃいけない。
(私の「チャレンジ部門の師匠」は「みんな理解する前にやめてしまう、勿体ないなぁって思うで。わかってしまえば楽しくてやめられへん!」となんとか3か月続いた私に言ってくれた。
始めて1か月の頃に言われたら「何言っているんだよ!わかんないよ、難しいよ!」と思ったと思うけれど、今の私は涙が出るほど理解できる。泣きながらでも続けてよかったと…沢山叱られたけど…)
たった一人のパートナーが欲しかった。永遠のパートナーが欲しかった。素直に心から欲した。
そして出会った人がたまたま神戸の人だった。出会ったころ私は芦屋に住んでいた。
でも、息子が留学から帰ってきて大学に行きたい!外大に行きたい!という言葉で大阪に引っ越した。そして大阪の大学に行くかと思ったら、そこには受からず京都の大学に合格した(笑)
そして社会人をしていた長男も大学に行きたいと帰ってきた。そして大阪の大学に落ちて京都の大学に入った(笑・笑)
人生は、なんて愉快に設定されているんだ!
全員が楽しくて仕方がないって顔をしている。
そりゃ私もいろいろある。いちいちここに書かないだけ。ここに書いている私は、私の断片でしかない。
ただ一つ、揺るぎなく断言できるのは、私は私の3都物語を気に入っている。人生ってなんて面白いんだろうって思ってる。
残り数年の3都物語を楽しむつもりだ。
ここで出会った人たちがたくさんいる。横浜で出会った人たちも沢山いる。
そう、私たちは「同じ時を生き、違う考えを持つ」人間同士なのだと思う。
だからこそ「尊重」したり、悩んでいるときに「違う意見を聞くことで自分に風を入れたり」するのだ。
悲しいこともある。うまくいかないこともある。
でも、人は「忘却」の生き物であることを忘れないでほしい。大丈夫、過去を大筋忘れて前に進む日が来るのだから(笑)
セレナ