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私小説 春節・赤いとき 寒さを超えるアジア情熱の国⑸

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三日目の朝は、ラウンジで朝食を食べることにした。

私は「何が何でも高級ホテル!」と言うのではなく、どちらかと言うと人の温かみとか、もしくは「暮らすように過ごす」とかそういう旅が好きで…ただ、アジアに関して言うと…バックパッカーだったころの良太の話を聞くと

「ある程度、快適なほうがいいな…」と、色々聞いていたので、そうしたけれど大正解だった気がする。

何よりも、英語が通じる人がいるのはありがたい。(アジアは英語が通じない場所が多い、いや、アジアだけではない。英語さえ出来れば…というわけではなく…本当に言葉が通じない国は多いのだ。もちろん日本も含めて)

ラウンジは驚くほどに特別感のある朝食が用意されていた。

メイン会場より品数は多くはないけれど、ソファ席だったり…

とにかくきっちり色々と取り揃えられている。

朝食を十分堪能すると、良太は大好きな安藤忠雄建築を見たいと言い出した。いや、きっと最初から見たかったのだろう。だって、絶対に公共の乗り物しか乗らない良太が「タクシーで行こう!」と言っているのだから!

私も驚いたけれど、タクシーなら大満足!温かい状態で移動できるし最高だ。

そして…1時間ほど走った気がする。

いかにも「あー、やっぱり素敵だなぁ」と思う建築が見えてきた。

天才としか言いようがない。

世界の安藤忠雄と言われるのがわかる。目立つのに嫌味がなく、洗練されてその場に馴染んでいる。

人間でもこういう人がいる。どこか違うのに、圧倒的に違うのに、同じ目線で迎え入れてくれる存在の人が。誰の事も排除せず、質がいい。

柔軟さと、曲げない軸との融合。そんな人になりたいといつも思う。

そ…それにしても、寒い…

良太の撮影会は長かった(笑)

そして、満足したらしく帰ることにした。お腹も空いた!

タクシーを捕まえ、また上海の街へ戻った。

春節の赤に見慣れてきたけれど…私たちは今日帰るから…

その前にたっぷりとTHE 中国を堪能しようと豫園(ユィユアン)に行った。

ここは中国にある中華街だった!

続く

セレナ

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