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私小説 春節・赤いとき 寒さを超えるアジア情熱の国⑵

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とにかく2月の上海は寒かった。

私は今振り返って、改めて思うのだけれど「灼熱地獄」の旅や「極寒地獄」の旅や…私たちの旅はいつも刺激的だ。わかって行っているけれど。想像をはるかに超えることが起こったりする。だから面白いのだ。予定調和じゃなくて、予想外の事が起こるから…だから旅が好きなのだ。

寒いからだからなのか?食いしん坊だからなのか?時々、ふらっとお店に入って少しの食べ物をシェアしたりも楽しいものだ。

生まれて初めて食べた「焼き小籠包」ではいきなり口の中でアツアツの美味しさが噴出して、火傷をした。美味しいんだけど…私、全然猫舌じゃないけど…参りました。

あれ以来、食べていない…(笑)

そして、夕方になり、良太が「中華だ!中華だ!中華食べに行くぞ!」と喜んでいる。

彼は、どの国へ行っても中華を食べている気がする。聞いてみると、そろそろ和食が食べたいなと思っても、そうそう和食がない国もあって、その時に中華を食べると妙に落ち着くのだそう。何となく、わかる気がする。

私たちは上海の大人気店へ行った。

南京東路を南に下がった外灘近くの「上海姥姥家常飯館」。とにかく激込みの店内。地元の人から、観光客までごった返している。それも食べてみて納得…唸るほど美味しいのだ。特にこの海老、二人であまりの美味しさに言葉が出なかった。

こんなに安いのに、このクオリティー…

流石、中国で食べる本物の中華だ!!!納得させられてしまう味だった。

そして、その日は気が狂った街の夜景と、対照的な租界地区外灘のヨーロッパ的建物を眺めながら…ホテルに帰った。

そう、私たちはまたラウンジでワインを飲もうとしていたのだ!

この至福。

貧乏旅行には貧乏旅行の面白さがあり、高級には高級の一時の至福があり、どちらも楽しめることが旅を楽しむコツだと思う。

身の丈以下で生きること。時々、身の丈を少し超えてみる事。

そうやってメリハリをつけて生きることが素直に楽しい。

続く

セレナ

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