今でこそ…どんな国でもOK!!!という私になったが…
昔は有名な国やいわゆるTHE観光地的な場所に行くことが多かったし、そのほうが情報も多く安心感もあった。リゾートも大好きだったが、私が行ったことがあるのは「モルディブ」「プーケット」「バリ島」「ハワイ」だった気がする。あの頃の私は…(沖縄は国内なので入れてない)
私は自分の誕生日プレゼントに「リゾートがいい!!!」と言った時パートナーはキラキラした瞳で
「探しておくね!」と言ったのだ。
私はワクワクしていた。久しぶりのリゾート。しかも彼と行けば安心だ!
私は実の所、関東にいたときに行った海外は、息子といった場所は楽しかったけれど、それ以外は少しも楽しめていないのだ。
旅は「一緒に行く人次第」だと私は思う。だからこそパートナーはずっと「一人旅」を選んできた。
私もその気持ちが痛いほどわかる。
そう、動き方が違う人と旅をするとちょっとキツイ。
それは広い意味で言うと人生もそうだ。動き方の違う2人が共同生活するのはキツイ。
私も今のパートナーと別れたら、一生1人を貫くかもしれない。(知らんけど←ここで便利な関西弁)
いや、ぶっちゃけこの年齢になって合わない人と暮らすなら1人でいる方がどれだけ快適か!
1人なら、どうやっても生きていけるし(65歳まで頑張れば、年金もらえるし(笑))
こういう色々な部分で「旅と人生はやっぱり似ている」と思ってしまうのだ。
さて…パートナーから突然の提案。
「レダン島はどう?」
「ん???」
どうと聞かれても何を答えればいいのかな?…初耳だった。耳の聞こえの話なのか?響き的な感じで答えたらいいのか?
「どこにあるの?」
「マレーシア!クアラルンプールに行って、飛行機を乗り継いでクアラトレンガヌまで行って、そこで一泊して次の日に船でレダン島に行くんだよ。海がすごく綺麗!」
「いいよ^^」
なんだかよくわからなかったけれど、まぁ、色々乗り換えたら到着するんだなってことはわかった。そして海が綺麗なこともわかった。
私は彼を信頼していた。
あの、韓国ソウルの寝台車ホテルを経験していても(笑)私は、それを超えるほどの信頼が彼にはあった。
多分、日々を積み重ねる中で、ありきたりだけれど「誠実な人」だと言うことがわかったのだと思う。
5年ほど経った今も、あの時の自分の目は確かだったと思う。
こんなに褒めておいてなんだけれど…これから始まるレダン島の旅日記は感動の話だけではない…
「またやらかした!」ということもあったし…
旅も人生も「珍道中」だなぁと思うのだ。
さぁレダン島での物語を紐解こう!…自由に旅ができない今だからこそ…楽しんでもらえたら嬉しい^^
セレナ