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旅人占い師(カウンセラー)セレナのofficial blog

Happy Birthday My Dear!

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完全に私生活ブログですが、先日は私のとっても長くお付き合いをしているパートナーの誕生日でした。

私の人生は、彼によって光が差し込まれ、彼によって、物の見方が変わり、彼によって、笑いの絶えない日々になり、彼によって今を楽しみ、未来が楽しみになったのです。

それまでの私は、心の痛みを少しだけいつも抱えているような…そんな人でしたから…(でもだからこそ、みんなの気持ちがわかります)彼に出会ったことによって、その痛みが気が付けば、全く無くなっていました。

よく人は自分の年齢や、自分の色々に制限をつけて

「だから、どうせ私なんて…」と諦めてしまうけれど…私はそんな人たちに伝えたいんです。

バツイチでも、子供がいても、持病を持っていても、少々ドジでも…受け入れてくれる人というのは必ずいるんです。自分で自分を諦めないで! 心から…そう思います。

さて…そんなパートナーに私からのプレゼント第一弾!(ちなみに私とパートナーはサプライズが大の苦手です。もう一つ言うと、いらないものをもらっても…というドライな2人なのです。)

今回は阿波座という場所にあるミシュラン1つ星イノベーティブ・フレンチを食べにいきました。

angel.dor(アニエル・ドール)さんというお店。

一言で言うならば、隠れ家的であり、そして「フレンチ???すごく美味しいけれど…フレンチのエッセンスの入った和食のよう」そんな印象です。

パートナーは食べながら

「これ、パリにお店出したら大流行りだろうなぁ」でした。(ちなみに日本でも十分流行ってて、この日も満席)

イノベーティブのお店は…やっぱり材料しか教えてくれないのね(笑)

まずはアミューズ

烏賊・菊芋・柚子を使った2品ですが…手前のアミューズは菊芋の冷製スープ仕立てなんですが、烏賊が「コリコリ」と言う歯応え。その歯応えと共に柚子の香りが広がります。絶品です。

そして奥の手で食べる料理は、これまた下のサブレ?にしっかりと甘みがあり、そして上の烏賊や菊芋や柚子に塩味と合わさった新食感!あまりの美味しさにサクサクっと2口で食べてしまったことお詫び申し上げます(汗)

これだけで、次の料理を期待させてくれます。

河豚・帆立・大根・湯葉・クレソンを使った1品。

湯葉で作った器の中に、河豚やホタテは入っていますが…実は大根が「べったら漬け」なのです。この食感がなんとも面白い!とても素晴らしいアクセントになっていました。

この辺りから何やら上品だけど革新的な「割烹」の雰囲気を醸し出すようになってきました。

鴨・海老芋・セリ・ネギを使った1品。

これは私には完全に「和」を感じました。「絶対蕎麦とあうよね!」とパートナーに言って笑ったほど!当然美味しい。私のフレンチの概念をぶっ飛ばすような…そんな料理でした。フレンチのバターの香りは何処へ…

輝くバター!

ですが…このパンとバターが秀逸でした。食事があっさりしている分、パンにたっぷりのバターを付けて食べるのです。これも計算?ちなみにこのバター…手作りかな?軽くてミルキーなコクがあって美味しすぎました。

鮮魚・蛸・キャベツ・海藻

私たちの想像を遥か斜め上に行ってくれる…私はてっきりロールキャベツ的なものが来るかと思っていたら…紫キャベツがサーモンの上に乗っている。しかも脂の乗った皮付きのサーモンのグリルとひじきや蛸と調和してなんとも。下のスープは少しフレンチ的な出汁という感じ。絶妙なバランスの上に成り立つ一皿でした。

パートナーが

「家で真似しようとしたら、大惨事になるね!」と呟いていて小さく大爆笑。家庭でできないから、食べに来るんです…

熟成豚・ごぼう・蕪の1品。

ラストのお皿は、3週間熟成した豚ということで、ただただシンプルな感想として「豚も熟成できるのね!」と…そして、食べてみて…唸りました。柔らかくとてつもなくジューシーなのです。今までの料理がシンプルだった分、この少しの脂が美味しい!しかも豚の脂がすごくあっさりしているんです。(パートナーはこの火入れ具合にご執心で、仕切りにどうやってこんな火入れをするのか教えて欲しいと、念仏のようにブツクサ言っておりました。)

そして、お店の人にこっそり頼んでいたもの。「彼は、派手な演出を嫌います。こっそりと持ってきてください。」とお店の方にお伝えしておきました(笑)

林檎・米・ディルのデザート。さっぱりとした中に、炒ったお米がアクセントになった中に、何故かしっかりとした弾力のあるリンゴのアイスが隠れているこれまた秀逸な一皿です。

お店の人が「お写真撮りましょうか?」と言ってくださって…珍しく2人で^^

大喜びな私…(笑)彼は背が高すぎて、これでも少し私の身長に寄せて低くしてくれてます。

そして最後は…

コーヒーとお茶菓子。

黒豆クリームのプチシューとピスタチオのサブレ。

このお茶菓子が…お持ち帰りできないかしら?というほどに美味しかったのです。

今までの「美味しいんだけど、最後は胃もたれするフレンチ」の概念を大きく覆すフレンチでした。

伝統的なバターたっぷりなフレンチを期待すると少しガッカリかもですが、最後まで胃もたれせず美味しくいただきたい方や「基本は和食が好き」な方、「新しいフレンチを食べてみたい」方には、もうもう大満足なお店だと思います。

関西にお住まいの方はぜひ行ってみてください!

パートナーに沢山の感謝を込めて…

いつも理解してくれてありがとう。(謎発言の多い私に…)

セレナ

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