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気が付けばインドにいた⑥

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夕方になって河へ向かった。

河からプジャを見ようとする人たちで溢れかえり、そしてどの船がいいのかわからないほどに沢山の船があった。

適当にお手頃な船を決めてその船に乗って、しばし絶句。

すごい人数を詰め込んでいる!!!!

全然豪華な船じゃないし、でも無性に笑えて「ボートピープルみたい!」と言っていた。

こんな経験、そう滅多にできない。

インド人にとって、ガンジス河は人生に一度は行きたい聖地であり、ここに乗っている人はみんな聖地巡礼しているインド人だ。だからもう、みんな大興奮。お孫さんがおばあちゃんを連れて来ていたり、新婚旅行カップルもいた。家族旅行の人もいるし、インド人以外は恐らく私たちだけだろう。

それぞれの信仰と共に船は動き出した。

だんだんと暗くなっていくと、ここはあのバラナシなのかと思うほどに、河岸の情景が幻想的に浮かび上がる。

エネルギーが強い。熱気とそれぞれの信仰の想いを乗せているのだ。

昨夜はあの中にいたのだと思うと、改めてすごい経験をしたのだと思う。

そして、私の横を見ると…

孫2人に夢を叶えてもらったお婆さんが手を合わせていた。心が震える。私にここまでの強い信仰というものはない。実のところ、その人が信じている神様がいるならば、それが信仰なのだし、でも戦いや自分の生活がなくなるようなお布施があるような、そんな宗教は好きではない。

でも、その人の心の拠り所になるのならば…

その人がそれで強い気持ちになれるのであれば、必要なのだと思う。

このあまりに美しい光景に涙が出た。

あまりに陳腐な言葉で恥ずかしいのだけれど「良かったなぁ、お婆さんがガンジス河に来ることができて」心の底から思ったのだ。

あの時私は何に祈ったのだろう?

手を合わせずにはいられなかった。

きっと私は命に祈ったのだ。ここにいることに、その奇跡に祈ったのだ。

人は、ずっと順風満帆な人はいない。みんなどこかで苦しみがあり、悲しみがあり、時に別れがあり、それは避けては通れないものだ。

でも、それは生きているから経験することなのだ。

「なぜ、私ばかり」そう思った日々に…

そんな私を嘲笑うかのように、インドは存在している。

神々しく、そして排他的で、でも闇に輝くプジャは美しい。それは真実だった。

光は闇があるから美しいのだ。

どちらも必要で、幸せは自分の経験の中に辛さが多い人ほど、強く感じることができる気がする。

あの頃から5年経った今、色々なことがあった。

ここで言えることも言えないこともあった。

私の心の中こそ、まさに光と闇がある。私は光を選ぶけれど、時に闇に泣く日だってある。

そう、それでいいのだときっとあの日、インドは教えてくれたのだ。

プジャは美しかった…

続く

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