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気が付けばインドにいた⑤

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手漕ぎボートのお兄さんは、降りる場所が近づくにつれて、どれだけ自分が頑張って漕いでいるかをアピールし始めた。

そう!チップが欲しいのだ(笑)ゆっくりガンジス河を見られないほどの猛アピール。

降りる時、流石に私はパートナーに「あげたら?」と言った。そう言う時のパートナーは、本当に渋々渡す。

彼はその国に行けば、その国のお金の相場に瞬時になることができる。

だから、日本人が法外にお金を取られていること、そしてチップも法外に払ってしまうことはその国の人にとってもよくないことだといつも言う。

「例えば僕たちの1万円は彼らにとって半月は暮らせる金額なんだよ。相場感を知っておくことは本当に大事なんだ。」だから彼は1ルピーでも譲らない!私はそんな彼と一緒に気が付けば「1ルピーでも値切る女」になっていた!(笑)

そして、ホテルへの帰り道…朝のヨガをみんなでやっていた。これは参加するしかない!

この大真面目な顔!!!そう、私はものすごく張り切っていた。例えこの場所が男性側のヨガの場所であっても私は気にしない!(後で知ったのよ)

インドのヨガは、男性と女性で分かれているようだった。

男性ばかりだわね(笑)この状況でなぜ私は気が付かなかったの???

ホテルの朝食は不味くもなく、普通に食べられる…出してもらえるだけでもありがたい!そんな朝食だった。

私たちはいつもホテルはごく普通のホテルに宿泊する。高級ホテルに泊まることはもちろん極々たまにあるけれど、それはたまにでいい。ちなみにこのホテルは、もちろんお手頃価格である。6,000円くらいだったかな?

さて…観光に行こう!と張り切って出かけたけれど、想像を絶する灼熱地獄。呼吸することも苦しいくらいだった。何せインド人が「熱い熱い」と言っていたのだから(笑)

熱くてまともな思考ができない。

その証拠に、私は「陽子ちゃんこれは御神体だよ」と聞いたその周りを一周して、得意満面で記念撮影していた。

パートナーは苦笑い。「陽子ちゃん、御神体ってね…おち⚪︎ち⚪︎のことなんだよ」と。大爆笑。(大きな御神体)

観光はもう、熱さとの戦いだった。

アイスクリームが美味しいのなんのって!

観光地には、物乞いの子供たちがたくさんいる。

それもカーストだ。例えば、美味しいドサを食べにいった時

水を運ぶ人、食べ物を運ぶ人、テーブルを拭く人etc…

全てにカーストがあるのだそうだ。

だから、水を運んでいる人に食べたいものを言ってもダメなのだ。

彼はそういうことを全て熟知していたから、私は本当に勉強になった。考えすぎると混乱する。どこかで自分をしっかり持っていないと、混乱の中に自分が迷宮入りしてしまいそうになるのがインドだと思う。

「こういうものなんだ」と、その国を知る。知るということは、本当に大事なことだから。無知は罪だ。

そして…いよいよ河からのプジャへ繰り出すこととなった。

続く

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